聖飢魔Ⅱの良さを改めてYouTubeで知る

聖飢魔Ⅱの良さを改めてYouTubeで知る

聖飢魔Ⅱで昔の想い出に浸る

普段見ている掲示板(地域の)の「教えてコーナー」に「聖飢魔Ⅱのカラオケでのおすすめ曲を教えてください」という書き込みがあり、他の人の返答を見ながら、昔ファンだった私もつい盛り上がっておすすめ曲を書き込んでいたのですが、ミイラ取りがミイラになったように、その翌日から延々と聖飢魔Ⅱの曲をYouTubeで聴くようになってしまいました。

CDは全て処分してしまっており、手元に何も残されていないのにも関わらず心の底から聴きたい、観たいという熱が起こってしまい、未だ冷めない状態です。

夫からは「子供が起きている時は聴かないでくれ」と言われているので我慢していますが、誰もいなくなった家でデーモン閣下と一緒にシャウトしています。



聖飢魔Ⅱは兄の影響で聴くように

かれこれ20年程前、私の兄が聖飢魔Ⅱのファン(信者と言いますが)で、寝ても起きても聖飢魔Ⅱを聴いている時期がありました。

当時中学生だった私は耳にタコができるくらい聖飢魔Ⅱの曲を聴いているうちに好きになり、そのビジュアル含めて大好きになったという経緯です。

兄は聖飢魔Ⅱの他にもヴァンヘレンやボンジョビ、ヨーロッパといったハードロックやヘビメタルも聴いていましたが、私は英語がよく分からなかったので聖飢魔Ⅱにしか惹かれませんでした。

聖飢魔Ⅱは素晴らしいグループ

私だけのブームにしたくないくらい聖飢魔Ⅱというバンドは素晴らしいグループだと思っています。
正直、2000年以降に活動はしないでほしかったですし、19世紀の終わりにかっこよく幕を閉じて欲しかったのですが。

聖飢魔Ⅱはメンバー交替が何度もなされていて、創始者であるダミアン浜田殿下などは、バンドを作ったはいいけれど自分は就職するから(高校の数学教師)といって、丸投げをしてその他のメンツに任せたわけなんですが、最初こそメンバーもコロコロ変わっていましたが、NHKの紅白歌合戦に出た頃のメンバーが一番有名であり実力者の集まりだと個人的には思っています。

デーモン小暮閣下の知識の深さ、エンターテイメント性の強さ、カリスマ性、歌唱力、どれをとってもオール5なのですが、ボイストレーニングをあまりしないため、に年々歌唱力は下降し、又歌詞は平気で間違えるというプロ魂に関しては少し疑問を抱くこともありました。

ツインギターのエース清水長官、ルーク篁参謀、縁の下の力持ちである雷伝湯沢殿下、ゼノン石川和尚の4悪魔全てがそれぞれの楽器でプロ中のプロレベルであるところも聖飢魔Ⅱのすばらしさです。

エース清水長官のメロディアスなギター、究極のコード進行、ルーク篁の鬼のような速弾き、ぜひ聴いていただきたいです。



聖飢魔Ⅱで高校時代はリア充に

私自身は華やかなはずの高校生時代を全て聖飢魔Ⅱに費やし、ミサ(ライブ)や握手会に行くことだけを心待ちにして過ごすという、ある意味「リア充」時代を過ごしていました。

友人にも少しずつ聖飢魔Ⅱの曲に触れさせ(ソフトな曲からハードな曲へ)最終的にはファンクラブに入れることに成功しました。

聖飢魔Ⅱの歌を聴いていると心と身体が自然に動き出し、サイコーの気分になります。

けれど、私は勉強をおろそかにしたために浪人をして、その後も勉強をするのに長い時間を費やしました。

今、あの頃に戻れるのであれば「悪魔に魅入られるのはいいけれど、お前は人間だ。きちんと勉強もしなさい」と言ってあげたいです。というか、だれかにそう言ってほしかったです。

今でも聖飢魔Ⅱへの愛は変わりませんが、私はだいぶ真人間になりました。

聖飢魔Ⅱの音楽は本物

あの過激な言動と派手な悪魔のメイクだけで聖飢魔Ⅱは世間から随分と馬鹿にされたもんです。

私が聖飢魔Ⅱを好きだと言うと鼻で笑われることも多々ありました。

けれど彼らの音楽は本物です。
打ち込みをしない本物の音を、メンバー全員プロの集団が演奏しています。

彼らの随分後に、イージーリスニングの曲や打ち込み中心の小室さんやつんくさんの曲がどんどん出てきました。
いつも同じようなコード進行で、ひねりもほとんどない曲ばかりです。

メイクや発言はこの際考えず、真っ白な気持ちで聖飢魔Ⅱの曲を聴いてみてください。
きっと彼らの本当の良さが分かるはずです。