ベランダ菜園で節約｜手軽すぎる方法

ベランダ菜園を始めた理由

ベランダ菜園を始めた理由は一人暮らしです。
社会人になり、実家から独立して一人暮らしをするようになってから自炊する事が増えました。
自炊の目的は「節約」です。

最初は自炊は大変で、何をつくったらいいのかわからないままでしたが、様々なレシピを見たりしながら気軽にこなしていると意外と楽しくなってきました。
しだいに懲りだして少し変わった料理などにチャレンジしていると、その材料入手のために結構お金がかかるようになってしまいました。

そもそも倹約のために自炊していたのに、材料にお金をかけていたのでは本末転倒だと、改めて自炊生活を見直すことにしました。
何か、料理のおもしろみを「倹約」という観点を加味して楽しめないか、と思っていたところ「ベランダ菜園」を思いついたのです。

ベランダ菜園は母の助言から

実家が近いのでたびたび帰っているのですが、その際に母が趣味の範囲で家庭菜園をやっています。
たまに野菜を収穫していたりしておもしろそうと思っていました。

しかし、土を買ってきたりと重労働な様子もあったので自分で行うにはちょっと難しそうだと敬遠していたところ、母からもっと簡単に「ベランダ菜園」ができるよ！と教えてもらったのがきっかけです。

以降、自分ひとりでも簡単にできたので、はまってしまいました。

ベランダ菜園ではなく水道水栽培？

今、私がおこなっている「ベランダ菜園」は、お庭で土をいじったりすることもなく、外にでることもなく、簡単にできる「水道水栽培」です。
種や苗を買ってくる必要もありません。

具体的な方法としては、例えば、あなたが今日食べたそのネギ！それを根本から5cm程は残して食べます。
そして残った根本の5cm分は、水道水を入れたコップ等にポイッといれておきます。
するとどうでしょう！わずか5日程で、ニョキニョキ伸びてあっという間に収穫日を迎えます。

毎日見てても一体いつこんなに成長したのだろうと思うほどのすさまじい成長を遂げます。
水は毎日替えてあげるといいでしょう。
置く場所は、室内でどこでも大丈夫と思いますが、窓の近くで少しは日当たりがいい場所だとより成長が早いと思います。
私はベランダのガラス越しの日当たりの良いところに置いています。

ネギ以外にも同じ方法で豆苗もおすすめです。
おもしろい程伸びますし、花を育てたりするのが下手な人でも、ただ毎日水道水を入れ替えるというだけで勝手に成長してくれてかわいらしく思えてきます。

そして、何といっても最後には自分で育てたこの野菜を食べられる！ということがいいですよね。
これで1、2回は自家栽培で買うこともなく倹約につながるのです！

ベランダ菜園がうまくいく方法

部屋に何かしら緑があるのが理想だと誰でも思うと思いますが、それがなかなか難しいですよね。
花は咲かなかったり、すぐ枯れてしまったり、咲いて楽しませてくれますが観賞用なので継続して花がある生活を続けるのは難しい部分があると思います。
緑を部屋に置いておくにしても重たい土を買って来なければいけなかったり、虫がわいたり、スペースを取ったり、道具が必要だったりと何かと億劫になってくるものです。

しかし、この水道水につけるだけなベランダ菜園は、おそろしい程の手軽感でそれ以上の喜びが得られます。
重たい土や道具も必要ありません。

部屋に緑があることで少し気分も上がるし、目に見えて成長するのでかわいく思えてきます。
そしてさらに最終的には刈り取って食べられるという楽しみが待っているので、気持ちも前向きになるし、何だか心の小さな隙間が少し潤ってすごくおすすめです。

うまく育てるポイントとして、ケチって根本ギリギリで切って栽培してもうまくいかなかったり、成長が遅かったりします。
根元から5cm程残す事が大切です。
それと、お水は毎日替えてあげた方がうまくいきます。
継ぎ足しではなく、総入れ替えしてあげることが大切です。