キッチンに代表される吉本ばななさんの作品は楽しく生きる教訓!

キッチンに代表される吉本ばななさんの作品は楽しく生きる教訓!

吉本ばななさんの公式アメブロを偶然年末に発見

吉本ばななさんの公式アメブロを偶然年末に発見し、
昔小説をよく読んだりして好きだったなあ~と
毎日読むようになったのがきっかけです。

6月に一旦終了とのことで、
勇気を出してコメント書き込みしたところ
吉本ばななさん本人からお返事があり嬉しくて、
それ以来コメントも全て読むようになり、
吉本ばななさんの近著も片っ端から読みすすめています。

コメント欄によく登場する、
コメンテーターのみなさんとも交流するようになり、
毎日なにかしら吉本ばななさん関係のことをしています。

コメンテーターのみなさんと交流を深めることを目的に、
ついに自分までブログを始めてしまいました!
今まで文章を書くことなんてほとんどなかったので、
とても新鮮です。



吉本ばななさんのキッチンはスマートな文体が新鮮で読みやすい

小さな頃から本を読むのが好きないわゆる本の虫でした。

小学校5年生には当時から流行り始めていた
村上春樹の『ねじまき鳥のクロニクル』を
一気に読んだりするなか、
自然と同じようにブームになっている
吉本ばななさんのデビュー作品『キッチン』を手にしました。

スマートな文体が新鮮で読みやすくすきになり、
当時発刊されていた全ての吉本ばななさんの作品を読みました。

いわゆるもののとらえかた、
世の中の見方を教えてくれた作家さんです。

最近は学生時代が過ぎ、
本自体を読む時間が減ってしまい、
どんな本が今出ているのかも知らない状態でした。

吉本ばななさんはリアリティーとユーモアが秀逸

吉本ばななさんは世界に誇れる素晴らしい
日本作家さんといえるのではないでしょうか。

事実すでに、イタリアや北欧諸国での
彼女の作品への評価は高く、
特にイタリアにおいてはほとんどの人が
彼女のことを知っており、
イタリア人だと思っているほどだそうです。

彼女の作品は限りなく人間の純粋な部分を
美しい言葉で描いています。

きれいごとだけの作り話ではなく、
身に迫るリアリティーとユーモアを兼ね備えている点で、
他の作家とは違うわかりやすさ、たのしさがあります。

それは吉本ばななさん自身の人柄、
人生観が深く関わっていることはあきらかです。

彼女は常に人間を愛し、生きることを楽しんで、
まわりの人間を信頼しています。
その片鱗をみるブログも作品同様に素晴らしいものでした。

彼女は東京の下町に思想家の次女として生まれ育ち、
大学卒業とともにすぐに作家としてデビューします。

いくつもの賞を受賞し、
一大ブームとして知られるようになった彼女は、
あるときから一切したくないことをしないようにしているそうです。

書くことを一生続けていきたいから、とその理由を語ります。

嘘のないことはアーティストの魂にとって
最も大切なことなのではないかと考えさせられます。



吉本ばななさんに生きる希望をもらった

はじめて吉本ばななさんのブログにコメントしたときに、
それまで友達にもあまり言えなかった
自分の患っている病気についてもすこし述べて、
今までの人生のなかで吉本ばななさんの作品で
どれだけ自分が救われてきたか感謝を伝えました。

その返事が貰えたことで、生きていよう、
生きているいまはできるだけ楽しく毎日をすごそう、
と意識がはっきりとかわりました。

誰かを信用することが難しかった私が、
『信頼してみてもいいんじゃないか』と、
思えるようになったのです。

自分だけで考えているのでは
決してそうは思えなかった大きな変化でした。

吉本ばななさんのブログを通じて
他の同世代の子育てをがんばっている友人たちを見つけ、
トークしあったりもするようになりました。

前述の病気によって外出もままならず、
人と話すこともほとんどなかった私には新しい友人が、
できるなんて想像もできなかった明るい未来でした。

吉本ばななさんの考え方に驚嘆!でもその考え方の方が楽しい

最近、YouTubeにあげられていた
吉本ばななさんのラジオ出演時のインタビューで
『時間は過去から未来に流れているだけじゃない、
未来から過去に流れる時間もある』という言葉に驚きました。

私は過去に起こったことは変えられないと信じきっていました。

でも、たしかに今が幸せであれば、
昔経験した辛い出来事も楽しかったと思えるように、
未来が過去を変えていくこともあるんではないかと思い始めました。

というか、その考え方のほうが生きていて楽しいと気づいたのです。

変えられない過去に囚われて、
今や、未来さえ暗い見方をして毎日を過ごすよりも、
今楽しく生きていれば過去さえ変わっていくんだと思ったほうが、
ずっと楽しいです。

同じ作家さんを好きな同士だからか、
新しい友人たちはとても話が合うように感じ、
身近なママ友よりもずっと深い話をできるように感じています。