ヴァイオリン初心者が必死に練習した結果

ヴァイオリン初心者が必死に練習した結果

ヴァイオリンなどの弦楽器の音に魅了される

オーケストラを鑑賞したことをきっかけに、
ヴァイオリンをやりたいと思うようになりました。

幼少期からピアノはしていたのですが、
ピアノ以外の楽器に興味を示したのはこれが初めてでした。

しかも難易度の高いヴァイオリンということで、
始めるにはとても勇気が要りました。

ただ、オーケストラに感動した気持ちがずっと消えずに残っていたので、
後悔をしたくないと思い、始めてみることにしました。

元々、クラシックが大好きで弦楽器や
管楽器の方とセッションをすることもありました。

中でも弦楽器の音が大好きで、
ヴァイオリンやチェロ、ビオラ等には魅了されてきました。

ただ自分自身がやりたいと思ったことはありませんでした。
それほど私が聞いたオーケストラでの音色は強烈だったのです。



オーケストラのヴァイオリンが私を虜にした

ずっと弦楽器は好きでしたが、自ら弾いてみたいと思いませんでした。

自分が奏でたいと思ったきっかけは、
友人に招待されて行ったオーケストラ鑑賞でした。

私はそれまでずっとピアノ一本でやってきました。

ピアノほど音域があり、
色んな音やリズムを生み出せる楽器はないと思っていたし、
出会うこともないだろうと思っていました。

でも、私が出会ったオーケストラは、
そんな私の今までの思考を吹っ飛ばし私を虜にしました。

オーケストラのヴァイオリン奏者のうちの一人が
とても素敵な音色を奏でており、
私もあんな風に弾きたいと強く思いました。

ヴァイオリン初心者でもヴァイオリンを突き詰めたい想い

ヴァイオリンは楽器の中でも難易度が高いと言われています。

それゆえ、幼少期から習うのが鉄則ですが、
幼少期から習っていても上手く弾けるかどうかわからないほどです。

そんな中で、成人をとうに越えた私が始めるには
リスクが高すぎると感じました。

ヴァイオリンは楽器自体も高額です。

確かにピンキリではありますが、
やはり安価なヴァイオリンはそれなりの音しか出ません。

やるならとことん突き詰めたいという私の頑なな考えから、
ヴァイオリンはしっかりしたメーカーのものを購入しました。

しかしいざヴァイオリンを習い始めると、
案外さくさくと弾けるようになったことには拍子抜けしました。

講師の方がおっしゃるには、
ピアノを幼少期からしていることでヴァイオリンにも抵抗なく
馴染めているからだということでした。

私は絶対音感が備わっているので、
ヴァイオリンの音がおかしいと直ぐに気づくことができました。

講師の方は、ヴァイオリンで難しいのは
正しい音程をとることだとおっしゃりました。

それを難なくクリアした私は、上達が早かったのだと思います。



ヴァイオリンも死物狂いで練習

ピアノとヴァイオリン、二刀流の生活はとても大変です。

私はピアノの仕事をしているので、
ピアノのレッスンを怠るわけにはいきません。

ですから、毎日深夜遅くまで練習をしています。
まさに音楽漬けの日々です。

周りからは、そんなに一生懸命ヴァイオリンを
しなくても良いじゃないかと笑われますが、
私はヴァイオリンも死物狂いで練習しています。

趣味であったとしても、
真剣にヴァイオリンと向き合うと決めたからです。

幼少期からピアノをしていたことで、
中途半端な気持ちで楽器に触れ、
学ぶことは自分の意に反しているという考えからです。

真剣に学ぶ姿勢は、ヴァイオリンの音色にも現れ、
講師の方が驚くほど成長しています。

この年になって、
また打ち込むことを見つけられたのは
本当にありがたいことだと感じています。

毎日の生活に刺激ができ、
より一層音楽に溶け込むことができて幸せです。

生半可な気持ちで楽器をはじめては、絶対に伸びません。