映画「劇場版おっさんずラブ」の魅力・評価・感想

映画「劇場版おっさんずラブ」の魅力・評価・感想

映画「劇場版おっさんずラブ」を好きな理由

「おっさんずラブ」のきっかけは2016年のお正月で
新聞のテレビ欄を見ていると、深夜ドラマの枠に「おっさんずラブ」という文字を見つけました。
もともとBLが好きだった私は、そのタイトルに惹かれて視聴することに。

実際に見てみると作品としてとても面白く、SNSを中心に人気に火がつき、2018年には連続ドラマとなりました。

個性的なキャラクターととにかく真っ直ぐで悪い人がいない物語に2ヶ月と少しという長い間ふれることで、そこでさらにハマっていきました。
そしてさらに人気が出て、2019年に映画化されたものが「劇場版おっさんずラブ」です。
映画館の大きなスクリーンでキャラクターたちが動き回る、感情を動かされる姿に再び魅了されて、毎週観に行くほどハマっています。

ドラマはリアルタイムで見ていましたが、「劇場版おっさんずラブ」の情報を知ったのは公式のTwitterでした。

ある日、公式ホームページで謎のカウントダウンが始まったんです。
普段情報収集をしているTwitter上では「何かイベントがあるのだろうか」「続編決定かも!」といった予想が飛び交っていて私も気になって仕方がありませんでした。

そしてカウントダウンがゼロになったそのときに知ったのが「劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~」です。
それからしばらくして予告編を見て、公開日に本編を見てとても面白かったので、ドラマに引き続きハマっていきました。

「劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~」の詳細情報
【公開】
2019年8月23日
【上映時間】
114分
【ジャンル】
コメディ・恋愛
【監督】
瑠東東一郎
【キャスト】
田中圭、林遣都、内田理央、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎




「おっさんずラブ」の魅力

まず「おっさんずラブ」シリーズ全体の魅力としては、とにかくピュアなところです。
ひと言でいうと、悪い人がいない。

主人公と主人公が好きな2人との三角関係の物語ではありますが、「ライバルを蹴落としてやろう」という黒い考えは誰も持っていません。

また3人以外の恋愛模様もありますが、全員がただ真っ直ぐに好きな人を想って、すれ違ったり成長する姿が描かれています。

個人的にドロドロとしたものは現実とリンクさせてしまってあまり見られないのですが、おっさんずラブはそんな綺麗な作品なので最後まで楽しむことができます。



映画「劇場版おっさんずラブ」の評価

劇場版では登場人物が増え、スケールも大きなものになり、より目が離せません。

舞台は不動産会社なんですが、なぜかアクションシーンや大爆発が起こるという突然な展開や、主人公の顔芸(ギャグ漫画のような顔の表現力)には笑いすぎて顔が痛くなります。

でもそのあとにはまたすれ違って切なくなったり、ハッピーエンドに感動したりと真面目に心が揺さぶられるところもあって、終わってからもう一度見たくなるような、大切な人に会いたくなるような作品なので、いろんな人に観てほしいと思います。

きっと、映画館を出たら見える景色が変わります。



映画「劇場版おっさんずラブ」の感想

「劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~」を観たことで、「気持ちは言葉にしないと伝わらない」ということに改めて気づかされ、しっかりと意見を言うようになりました。

今までわかっていても「揉めたくない、気まずい関係になりたくない」などと黙っていたのですが、好きな作品から伝えられると心に響きますね。
今はいませんが、好きな人ができたらきちんと「好き」だと伝えようと思いました。

社会的な影響でいうと、やはり経済効果ではないでしょうか。
映画公開からの総動員数100万人、興行収入12億をする大ヒット作品となっています。

グッズは多くの劇場で完売。映画に関連した展示会も東京と大阪で開催されました。
また作中で使われた小道具や衣装を特定して買っているファンも多いので、ファッションブランドの知名度アップなどにも影響していると思います。

男性同士の恋愛映画ですが、ボーイズラブ作品ではけしてありません。
ただただ皆が純粋に恋をしている作品です。
偏見をもたず、いろんな人に見てほしいです。