ポーポーは暖かく家族で和めるおやつです

ポーポーって知ってますか？

ポーポーとは沖縄のお菓子です。
今年に入りポーポーの存在を初めて知りました。
きっかけは家族が沖縄旅行へ行った時、お土産として買ってきてくれたからです。

初めの印象はどこにでもあるようなお菓子でした。
しかし、何度か食べるうちに安心する味と言うか、その素朴さに惹きつけられるようになりました。
祖父母と過ごした昔の思い出が脳裏によぎるような、なんとも不思議なお菓子です。

ポーポーはあんまきのような形をしている甘い焼き菓子です。
目新しいお菓子ではありませんが、甘すぎず親しみを感じるお菓子の為、食べるたびに好きになっていきます。

最近はおしゃれで美味しいお菓子が世の中にたくさんありますが、ポーポーも負けていないと思います。

今年に入り何度も家族が沖縄のお土産でポーポーを買ってきてくれました。

沖縄には遠い親戚がいたりして縁のある地ではあるのですが、ポーポーの存在は今年に入るまで全く知りませんでした。

今は体調面の問題などもあり、沖縄旅行へは簡単には行けません。
ですが、いつか沖縄に行った時は現地でポーポーを買ってその場で食べたいです。

沖縄の人にとってポーポーはどんな存在なのかを見たいし、話も聞いてみたいと思っています。

ポーポーはとてもシンプルなお菓子ですからアレンジも自由自在です。

例えばこしあんを巻いてみたり、紅芋のペーストやジャムなどをその時の気分に合わせて巻いて食べることもできます。

ポーポーの素というのもあり（ホットケーキミックスのようなものですが）、家でフライパンひとつあれば簡単に作ることもできます。

ポーポーは販売されているものは厚みがある物がほとんどですが、家で作る時は生地を薄めにしてペラペラな状態で焼いてもカリカリとしてまた違った美味しさを味わえます。

まだ試したことはありませんが、マーガリンなどを塗って食べてもかなり美味しいと思います。

作る時はポーポーの素だけで焼くのはもちろん、卵を混ぜて焼いてふっくらさせても美味しいです。

自分や家族の好みによってバリエーション豊かに作れることもポーポーの良い点です。

クリスマスやお正月など家族や親戚が集まる時などのおやつとしてポーポーをたくさん作ってポーポーパーティーを開いても楽しめるでしょう。

ポーポーのおかげで家族との会話が増え、家の中が温かく和むようになりました。
お菓子一つでと思うかもしれませんが、ポーポーにはそんな素朴さや懐かしさというものがあるように思います。

休日に家族みんなでポーポーを焼くようになりました。

出来立てでアツアツのポーポーをみんなで頬張ることで家族みんながリラックスして過ごせるようになりました。
ポーポーはサーターアンダーギーに似ていますが、サーターアンダーギーは油であげなければなりません。

ポーポーは焼くだけですからもっと気軽に、もっと簡単に沖縄のおやつを楽しめます。

近所の人や友人にポーポーの話をしてみると誰も知らないので珍しがって多くの人が興味を持ってくれます。

最近はホットケーキミックスを使って手軽で美味しいお菓子が簡単に作れたり、インスタ映えするようなみんなの興味を集めるおしゃれなお菓子などたくさんあります。

どれも素敵でポーポーはそんなお菓子と比べると埋もれてしまうかもしれませんが、人の心を暖かくするおやつです。